上の記事では、Chromeを用いてWebサイトを見るだけでなく、サービスサイトを利用すればとても便利なアプリケーションシステムになると説明しました。
ここでは、Chromeに追加機能を入れてさらに便利よく使えるようにしていきましょう。
Chromeへの追加機能のことを、「Chrome拡張機能」と言います。
いろいろな拡張機能を追加し、Chromeを自分専用のブラウザにしていくと、それこそ他のブラウザは使えなくなります。
拡張機能はGoogleだけでなく、企業・個人を問わず多くが開発登録していますので数え切れないほどあります。
その中から、誰もが使って「これは便利!」と思える拡張機能を紹介します。
最初にこの画面をご覧ください。
私のパソコンで Chromeを起動した時の画面です。
下の画面は、Chromeをインストール直後に開いた画面です。
全く別物です。
この違いは、拡張機能を入れて Chromeをカスタマイズしているからです。
拡張機能を入れると、
アドレスバーの横幅が狭くなり、アドレスバーの右側にアイコンが並びます。(赤枠部分)
アイコン一つが、拡張機能一つに相当します。(全ての拡張機能が表示されてはいません)
私の Chromeに入っている拡張機能を数えてみると、33個入っていました。
少し入れすぎなのですが、便利な拡張機能がありすぎて削れないのです。
厳選、2つの便利な拡張機能
ここでは、数ある拡張機能の中から
で説明しました、「ブックマーク」と「タブ」に関係した2つの拡張機能をご紹介します。
「ブックマーク」及び「タブ」は、それなりに便利ではありますが、説明します拡張機能を入れると、もっと便利に使えるようになります。
Speed Dial 2
一つ目は、Speed Dial 2 という拡張機能です。
これは、Chromeの基本機能であるブックマーク機能に代わる大変便利な拡張機能となっています。
上のChrome 表示画面で、小さな画面が画面一杯に並んでいるのはこの Speed Dial 2 という拡張機能を入れているからです。
ブックマークは、よく見るWebサイトを登録しておき、登録リストから簡単にサイトアクセスができますが、登録リストはサイトタイトルの文字が表示されているだけですし、一々メニューを開いてブックマークを探さなくてはいけません。
少しのブックマークであればブックマークバーを表示させておけば、簡単に見たいサイトを選択できます。
しかし、登録数が増えると全てがブックマークバーには表示しておけなくなります。
そこで、この Speed Dial 2 です。
Speed Dial 2は、
Speed Dial 2 は「新しいタブ」に多種多様な機能を追加し、頻繁に訪れるウェブサイト、登録済みのブックマーク、閲覧履歴への素早く簡単なアクセスを提供します。
Speed Dial 2 は新しいタブぺージの代わりとなる究極のもので、最も閲覧したページ、ブックマークや閲覧履歴に素早くアクセスできます。
Chrome ウェブストア : Speed Dial 2 新しいタブ
と紹介されています。
分かりやすく説明しましょう。
Speed Dial 2 を入れてお気に入りのサイトを登録しておけば、Chrome 起動時及び新規タブを開くとこのようなサムネイルが縦・横に並んだ画面となります。
サムネイルとは?
サムネイル(英語:thumbnail、サムネールとも表記される)とは、画像や印刷物ページなどを表示する際に視認性を高めるために縮小させた見本のこと。親指(thumb)の爪(nail)のように小さく簡潔であるという意味から来ている。
1つのサムネイルが1つのWebサイトです。
このサムネイルをクリックすると、それに対応したWebサイトが表示されます。
Chrome のブックマーク機能と違うところは、ブックマークはサイトタイトルの文字だけでしたが、こちらは1つの登録Webサイトが「サムネイル+サイトタイトル」としてビジュアルに表示されます。
文字だけの羅列よりも、画面全体がメニューとなっているので見たいサイトが探しやすく選択も簡単です。
一度、これを使うともうブックマークには戻れません。
また、ブックマークに登録しておく必要もありません。
よく見るサイトは全て Speed Dial2 に登録しておけばいいのです。
詳細は、
Speed Dial2 を導入しよう! ← まだ、この記事書いていません。
Chrome ブックマークに代わる Speed Dial2 を導入しよう!
の記事をご覧ください。
OneTab
タブは1つのChromeウィンドウに複数のWebサイトをいくつも開いておけるので、調べものをする場合などに重宝します。
また、タブを多く作りすぎるとメモリオーバーでChromeがダウンすることもしばしばあります。
まあ20や30は大丈夫ですが、50以上ともなると何時クラッシュするか分かりません。
OneTab は、タブをまとめてリスト化しメモリ使用量を軽減します。
例えば、京都・奈良・大阪へ旅行することになりネットで調べることにしました。
上は「京都 観光」で検索し、見たい5つのサイトを開いた画面です。
タブに注目してください。
それぞれのタブ名を見るとサイトタイトルが表示されているので、そのタブに対するサイトはどのような内容か分かります。
続けて、「奈良 観光」を検索し、7個のサイトのタブを開きます。
さらに、「大阪 観光」を検索し、10個のサイトのタブを開きます。
タブがどんどん増えていきます。
増えていくと、タブの幅が狭くなりサイトタイトルが分からなくなってきます。
これでは、タブに分けて表示しても見づらくなるばかりです。
タブを開くにしても10個以下にしておかないと、上のように扱いづらいものになります。
しかし、京都・奈良・大阪 の観光地を効率よく調べたい、京都を見たり、大阪を見たりして比較していきたいものです。
このような時、OneTabを使って京都・奈良・大阪、それぞれのタブリストを作っておくのです。
タブリストは、OneTabアイコンを1クリックするだけで作ることができます。
下が作成されたタブリストの画面です。
京都・奈良・大阪の3つのまとまりには、検索して作ったタブがタイトル名としてリストになっています。
リスト化すると、それらのタブは全て画面から無くなります。
見たいリスト項目をクリックすると、そのタブを復元させることができます。
また、一気に全てのタブを復元することもできます。
予め見たいサイトを検索して OneTab でまとめておき、いつでも見たい時にタブを復活させるという使い方をします。
このように OneTab を使うと、何回も検索する必要はありませんし、タブを少なくし扱いやすくすることができます。
OneTab の詳細は、
Chrome で便利よくタブを取り扱いたいなら OneTab をどうぞ!
の記事をご覧ください。
便利なChrome拡張機能
以上のように、Chromeに拡張機能を追加すると快適にブラウジングしていけるようになります。
上で紹介した2つの拡張機能の他にも、便利で有用な拡張機能は下のサイトにたくさんありますので、これは使えるという拡張機能を追加してみてはどうでしょうか?
但し、いろいろ見ていくと「あれもこれも」ということになりかねません。
あまりに多くの拡張機能を入れると、Chromeの動作が重くなりますので注意しましょう!
「これは便利」と思える拡張機能は、別記事として随時まとめていきますので時々このブログを覗いてください。
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