Windows 「選ぶ」ということ

Windows

パソコン操作では、「選択・選ぶ」という操作を頻繁に行います。

例えば、

コピーしたい文字やファイルを選んで、コピーする。

削除したい文字やファイルを選んで、削除する。

というように、

「何を」→「どうする」という手順で何らかの操作をします。

この「何を」に相当する部分を指示することが「選択」です。

メニュー内の項目をクリックして選ぶことも「選択」ですが、それは機能を選ぶということです。

説明したい「選択」とは、機能の選択ではなく、モノの選択です。

モノとは、

文字
画像
フォルダ
ファイル
ウィンドウ

などです。

これらを選択するには、いろいろな方法があります。

この記事では、「選択する」というあまり話題にならない操作を説明していきます。

具体例を見ていきましょう。

文字の選択

まず知っておいてほしいことは、文字が選択されると文字のバックが青色になるということです。

自分が選んだつもりでも、青色バックでなければ選択はされていません。

ちょっとしたマウスのブレや、クリックミスなどで青色はすぐに消えますので注意して下さい。

文字の選択は、マウス操作、キーボード操作どちらでも行えます。

ここでは、「ワードパッド」を用いて以下のような文書を扱う場合を考えます。

0wordpad1

マウス操作での選択

任意の文字選択

上の文章内の「マウス操作」という言葉を選択します。

マウスを動かすと同時に動く「I」マークのマウスポインタを「方法があり、マウス操作」の「、」と「マ」の間に持っていきます。

そして、ブレないように慎重に右へドラッグしていくと、選択した文字のバックが青色になっていきます。

左ボタンを離さない間はどこまで選ぶかを自由に調整できます。

「マウス操作」の5文字が青色になった時点で左ボタンを離せば選択完了です。

どこかをクリックすれば選択を示す青色が消え選択解除ができます。

何回かやってみると、ドラッグの感覚が分かるはずです。

しかしワードパッドでは、同じようにドラッグして「マウス操作、キーボード」は選択できますが、「マウス操作、キー」までを選択しようとしてもできません。

他の部分をドラッグしても自由に文字を選択できないことが分かります。

ワードパッドは、ドラッグでは1文字単位での自由な選択ができないようです。(「メモ帳」では1文字単位で選択できます。)

アプリによっては選択の自由度を変更設定できるものもありますので、使用するアプリを触ってみて確認する必要があります。

以上はドラッグでの選択方法でしたが、クリックでの選択方法もあります。

上と同じように、「マウス操作」という言葉を選択します。

今度はマウスポインタではなく、カーソルを使います。

「方法があり、マウス操作」の「、」と「マ」の間をクリックしてカーソルを出します。

そして、Shiftキー を押さえながら「操作」という文字付近をクリックすると「マウス操作」の文字が選択できます。

付近と書いたのは、1文字単位での自由な選択ができないからです。

選ぶ文字の前(文字の左側)にカーソルを表示し、Shiftキー を押さえながらクリックです。

こちらも何回かやってみるとすぐに感じはつかめるはずです。

行の選択

行の選択は、行の先頭にマウスポインタを持っていきドラッグしてもいいのですが、長い行を選択するのは大変です。

簡単に行を選択する方法があります。

0wordpad2

各行の前の赤枠で囲った部分にマウスポインタを持っていくと、図の様にマウスポインタの絵柄が斜め上矢印に変わります。

この状態で、クリックするとマウスポインタ右側の1行全体が選択されます。

上下にドラッグすると、複数行の選択も可能です。

この行選択もアプリによってできるものとできないものがあります。

「メモ帳」ではできませんね。

キーボード操作での選択

思うように文字を選択するには、キーボード操作で選択する必要があります。

まず、キーボード操作で文字を扱うための絶対条件があります。

カーソルがあるかどうかです。

マウス操作ではマウスポインタ(マウスカーソル)を目印に操作を行いますが、キーボード操作ではカーソルが目印となります。

形状は、

0cursor

のように、縦棒です。

」マークのカーソルは、「I」マークのマウスポインタのように自由には動かせません。

行頭、文字と文字の間、行末にしか表示できません。

しかし、確実な操作が行えます。

カーソルを動かすには、↑・↓・←・→ それぞれの矢印キーを使います。

また、マウスでクリックすることにより任意の位置にカーソルを表示できます。

任意の文字選択

選択したい文字の前(文字の左側)にカーソルを表示させます。

そして、Shift キーを押さえながら → キーを押さえていきますと、1文字単位で選択された文字バックが青色に変わっていきます。

「Shift キーを押さえながら → キーを押さえる」という操作は、「Shift + → 」と表します。

Shift + ← カーソルより前の文字を選択することになります。

Shift + ↓ 最初のカーソル位置を先頭として下へ行単位の選択、

Shift + ↑ 最初のカーソル位置を最後として上へ行単位の選択となります。

選択解除は、矢印キーだけ押さえカーソルを動かすことで解除できます。

または、どこかをクリックします。

行の選択

まず、行の先頭にカーソルを持っていきます。

後は、上で説明した任意の文字選択と同様です。

以上が基本的な文字の選択方法です。

他にも文字の選択方法はあります。

ダブルクリックすると単語単位で選択したり、トリプルクリックすると段落単位で選択できます。

これは「メモ帳」では使えません。(「メモ帳」には最低限の基本的機能しかありません。)

それから、全ての文字を選択するにはショートカットの「Ctrl + A」ですね。

「Ctrl + A」は文書中の全てのモノ(文字・図形など)が選択されます。

Webブラウザでの文字の選択

Micosft Edgeや Internett Explorer、Google Chrome などWebブラウザでサイト閲覧中にも文字を選択する場合があります。

文の一部をコピーしたり、サイトの URL をコピーしたりしたい時です。

ブラウザでは、サイト本文ではカーソルが出せませんので、キーボード操作での選択はできません。

マウスでドラッグして文字を選択することになります。

また、ワープロのようにダブルクリックで単語を選択したり、トリプルクリックで段落単位での選択ができます。

本文中のリンク文字(クリックするとリンク先を表示する部分)を選択する場合、ドラッグしても選択できません。

ヘタをするとリンク先に表示が変わってしまいます。

Micosft Edgeや Internett Explorer ではリンク文字の選択はできませんが、Google Chrome ではこれができます。

リンク文字やその一部を選択する場合、「Alt + ドラッグ」を使うのです。

以上は、本文中での文字の選択ですが、ブラウザにはカーソルが出てくる部分があります。

代表的な部分としては、表示中ページの URL が表示されている「アドレスバー(オムニボックス)」です。

アドレスバー内をクリックすると、URL全体が青くなります。

これは、URL が選択されたということです。

再度、クリックすることで選択が解除され、カーソルが出てきます。

アドレスバー外をクリックすることで、カーソルは消えます。

カーソルが表示されている時は、この1行の枠内がワープロの画面と同じと考えるといいでしょう。

ワープロと同じように文字の選択ができます。

ダブルクリックで単語単位、トリプルクリックでURL全体を選ぶこともできます。

このように、カーソルが出る部分はワープロでの文字選択と同様に扱えます。

ブラウザでの文字の選択は、カーソルを出せる部分と出せない部分があることに注意して下さい。

そうそう、本文中の文字はドラッグで選択できると書きましたが、コピーされないように選択できなくしているサイトがあります。

この場合、ドラッグしても色も何も変わりませんので注意して下さい。

表計算ソフトでの文字の選択

Excel や Google スプレッドシート など表計算ソフトでは「セル」という表枠内に数値や文字が入力されています。

セル に入力されている文字をコピーする場合、コピーしたい文字が入っている セル をクリックして セル を選択します。

しかし、この操作は「文字の選択」ではなく「セルの選択」です。

セルを選択すれば、セル内の文字を別のセルにコピーはできますが、これは丸々セルごとコピーしているのです。

これでは、文字の一部をコピーすることはできません。

この場合、セル内にカーソルを表示して任意の文字選択を行う必要があります。

カーソルがあればワープロでの操作と同じ要領で文字の選択が行えます。

セル内にカーソルを表示させるには、何か文字を入力しだすと既に入っている文字が消えてカーソルが出てきます。

現在の文字を残したままカーソルを出さなくては文字の選択はできません。

「セルをダブルクリック」もしくは「F2 キー を押さえる」ことにより、セル内にカーソルが表示することができます。

後は、ワープロでの選択と同じ要領です。

文字選択後の注意点

文字を選択するとバックが青色になることは以上の通りですが、この状態で選択された文字に対して何らかの操作を行います。

削除やコピー・移動、大きさや色の変更などです。

これら操作を行う時、誤って普通に文字キーを押してしまった場合どうなるでしょうか?

青色に選択された文字は、全て消え入力した文字に置き換わってしまいます。

「しまった!」と思った場合は、Ctrl + Z で元に戻りますのでご安心下さい。

この操作は、注意というよりもこのようになるということを知っておいて下さい。

選択した文字を別の文字に置き換えたい場合、文字を削除してから入れ直さなくとも訂正できるという便利な面もありますので。

この手法を使うと、文字を選択して青色にしておき、その状態でペースト(貼り付け)すると、選択した文字が削除されてからペーストされますので文章の訂正には便利な機能です。

画像の選択

ワープロソフトでは、写真など画像も文書中に入れることができます。

ワードパッドでも同じように画像は扱えますので、ワードパッドを用いての説明です。

画像の選択も基本的には文字と同じです。

ただ少し違うのは画像1枚だけを選択する場合、その画像をクリックするだけで選択できるということです。

選択されると、画像の周りに小さな四角形が表示されます。

0photo1  0photo2

左が選択前、右が選択後です。

また、図形を小さくして文字と文字の間に入れると、

0photo_select1

上のようになります。

0photo_select2

この場合でも小さな画像をクリックすると、画像の周りに小さな四角形が出て画像が選択されることは同じです。

0photo_select3

ドラッグして文字と文字の間に図形を含めて選択もできます。

このように図形単独での選択でない場合、図形の周りには四角形が出ません。

0photo_select5

行単位での選択も文字だけの文章と同じように選択できます。

Webブラウザではちょっと違う

画像が入ったページの文章を選択する場合、カーソルは出せませんのでドラッグで選択することになります。

0Edge2

上は Edge ブラウザの画面です。

このように、選択されると文字・画像とも青色になります。

しかし、キーボードの写真1枚だけを選択することができません。

0Edge1

キーボード画像の上にマウスポインタを持っていくと、赤枠のように「手のひら」マークになります。

「手のひら」マークはリンクが設定されているということです。

このまま選択しようとクリックするとリンクページに表示が変わってしまいます。

また、リンク設定がなく「手のひら」マークが出ない場合でも、クリックはできますが選択できません。

クリックでは選択できないということです。

ブラウザに表示された画像は「保存したい」「コピーしたい」ということがほとんどです。

しかし、選択できなければコピーはできません。

この場合、画像上で右クリックしてメニューを出します。

リンク設定されている画像でも右クリックではリンク先に飛ばずメニューが出ます。

0Edge3

このメニューから「名前を付けて画像を保存」や「コピー」を選べば、画像を選択せずともできるようになっています。

但し、右クリックを禁止しているサイトもあります。

この場合はメニューが表示されないので何もできません。

それでもコピーしたい場合の手法はありますが、「選択」というこの記事の主旨ではありませんので別の機会ということにします。

ファイル・フォルダの選択

ファイル・フォルダも削除やコピーなどを行う場合、どれをという選択が必要となります。

ファイルやフォルダの選択は、各アプリの「ファイル」メニューからファイルを「開く」時によく使います。

しかし、ファイル・フォルダを整理する時に用いるエクスプローラーでの使用が最も多いでしょう。

選択方法はどのアプリからでも同じです。

0wordpad_open

上はワードパッドの「開く」画面、下はエクスプローラーの画面で、同じフォルダ内を表示しています。

0exp1

アイコンの大きさが違いますが、どちらの画面でも大きくも小さくも表示変更ができます。

扱いやすい表示にすればいいだけのことです。

ファイルやフォルダを扱う場合、アイコンよりも名前の方が大切ですし、個数が多い場合にも小さなアイコンとして表示した方が取り扱いやすくなります。

0exp2

ここでは、上のようにレイアウト表示を「一覧」に切り替えて、以下エクスプローラーでの選択を説明します。

1つだけファイル・フォルダを選択する

基本的には、クリックです。

0exp3

選びたいファイル・フォルダをクリックすれば、青バックの四角で囲まれます。

但し、1つずつしか選択できません。

それと、クリックして選択する場合の注意点があります。

「クリック」のタイミングが狂い「ダブルクリック」になってしまった時、

フォルダの場合、そのフォルダの内容を表示する画面に切り替わってしまいます。

ファイルの場合、実行ファイル(拡張子が .exe など)ならそのアプリが実行されてしまいます。

データファイル(文書や写真など)では、そのファイルに関連付けされたアプリが起動し、データファイルが開いてしまいます。

もう1つ、こちらの方がよくあることですが、

ファイル名の文字部分を「ダブルクリック」にならない程度の間隔で「クリック」を続けて2回行った場合、

0exp4

このような選択になってしまいます。

0exp4a  0exp4b

どちらも選択ではありますが、異なった選択になります。

左はファイル名を1回クリックした時で、「photo.jpg」というファイルの選択であり、「photo.jpg」という文字の選択ではありません。

右はファイル名を1回クリックして選択し、続けてもう1度クリックした場合です。

こちらは「photo」という文字の選択となります。

ファイルの選択か、ファイル名の文字の選択かの区別は、青枠の中に黒枠が出てくるかどうかです。

青枠だけの場合はファイル実体の選択です。青枠の中に黒枠が出てきた場合はファイル名を構成する文字の選択です。

右のようになった場合は、ファイルの選択ではありませんのでファイルを扱うことはできません。

ファイル名の文字の一部を選んでいますので、ファイル名の変更はできますが、ファイルの削除やコピー・移動などはできないということです。

また、ファイル名が黒い四角枠で囲まれていますが、この枠内がワープロ画面と同じと考えてください。

黒枠内をクリックすることで、カーソルが出てきますので1文字単位での文字の訂正や、ドラッグして任意の文字を選んだり、文字をコピーしたりできます。

尚、この黒枠を出す状態にするのはファイル名の変更をする時だけです。

また、意図しない選択であれば枠外をクリックして選択を解除するか、黒枠の解除は Escキー です。

1回しかクリックしていないつもりでも、ダブルクリックもしくは2回のクリックになってしまう場合があります。

意図しない2回クリックの回避策としてはファイル名の左にある小さなアイコンをクリックすることです。

この場合、文字部分ではないので黒枠は出てきません。しかし、ダブルクリックを回避することはできません。

複数のファイル・フォルダの選択

複数のファイルをまとめて削除したり、コピーしたい場合があります。

このような時は、複数個の選択ができなくてはいけません。

複数個の選択には、いくつか手法がありますがドラッグでの選択はできません。

  • 全ての選択は、「Ctrl + A」です。
  • 連続した並びのファイル・フォルダの選択
    最初のファイルをクリックして選択してから、最後のファイルを 「Shift + クリック」すると選択できます。
  • 飛び飛びでのファイル・フォルダの選択
    最初のファイルをクリックして選択してから、「Ctrl + クリック」で1つずつファイルを選択追加していきます。
    選択された青色部分を再度「Ctrl + クリック」することで、選択から省くことができます。
    飛び飛びの選択であっても、青色バックに変わったものを1ブロックとして扱うことができます。

ウィンドウの選択

デスクトップには複数のウィンドウを出せます。

しかし、複数のウィンドウを同時には扱えません。

操作したいウィンドウを選択し、アクティブな状態にする必要があります。

ウィンドウの選択も、基本的にはクリック操作です。

しかし、ウィンドウが重なっていてクリックできない場合もあります。

この時は、キーボード操作も併用しての取り扱いとなります。

具体的な手法は、

Windows10 タスクバーは使いやすくて便利です

の方で解説していますのでご覧ください。

以上のように、単に選択と言っても、何を使って何を選ぶかで手法が異なります。

基本的にはクリックで選択はできますが、ミス操作による誤った選択をする場合があります。

そのような時は、一旦選択を解除し改めてやり直して下さい。

選択の解除は、選択部分以外をクリックするか、Esc キー、矢印キーなどでできます。

選択の要領は、「慌てず確実に」を心掛けるようにすることです。

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